グリーンアカデミー

平成27年度、桃山プロジェクトでは「グリーンアカデミー」と称する学習会を月1回ペースで行いました。自然をテーマにするものと、歴史をテーマにするものとがありました。

■自然をテーマとした学習会
宇治川派流の生態観察ツアーです。講師は小田龍聖さん。派流沿いを散策しながら、水草の成長戦略などを学びました。人気企画となり、8月にも続編を行いました。
伏見港公園での植樹イベント後に行った青空ヨガ。気持ち良かったです。
公園はもっともっといろんなことに使っていきたいですね。

 

 

 

 

 

実は伏見にも桃を栽培している農家さんがおりました! 我々の活動を新聞で見て、日野法界寺の近くで桃を作っている西村様が連絡くださいました。早速メンバーで訪問し、桃栽培のコツなどを聞いてきました。

まちくさ博士、重本晋平さんをお招きして「まちくさワークショップ」を行いました。まちに生えている草を見つけて、写真に撮って、自分で名前をつけて、アルバムをつくりました。こういう目線で探すと、名前も知らない雑草にもなんだか親しみがわきました。

また、メンバーのうち平日に時間の都合をつけやすい有志が、梅小路公園で行われている京都市都市緑化協会主催の花壇づくり教室に計8回参加してきました。これは伏見稲荷の鳥居をモチーフに、ケイトウなどを並べてつくった花壇です。きれいな花を咲かせるには、土作りと日々のメンテナンスが大切なのですね。

 

■歴史をテーマとした学習会
高瀬川音楽祭 in FUSHIMI の一コンテンツとして、歴史講話を2回行いました。

郷土史家、伏見城研究会の若林正博氏をお招きし、江戸時代の高瀬川が果たした役割についてお話しいただきました。11月にも淀川水運をテーマに続編のセミナーを行いました。

 

 

 

 

 

 

ところで、伏見にも桃太郎の伝説が伝わっているのをご存知でしょうか?
仲間になってくれるのは犬・・きじ・猿ではなく、ヒイラギとイワシらしい。なんじゃそりゃ? これは伏見の桃に関することの専門家を自任する桃山プロジェクトとしても見逃せない! ということで、同じく伏見城研究会の西野浩二氏などにお話しをうかがいながら、冊子にまとめました。

冊子のタイトルは「百」(もも)。六地蔵のショッピングセンター MOMO Terrace さんが発行している冊子の一部に掲載いただきました。